サンディエゴ日記

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中嶋恒雄

●教育音楽中高版(音楽之友社)昭和60.7--61.6月号より転載改訂

 私は、昭和58(1983)年度文部省在外研究員として、昭和59年3月21日より昭和60年1月20日まで、米国カリフォルニア大学サンディエゴ校にヴィジティング・スカラーの資格において8ヶ月在籍し、その後、ウィーン、ローマ、パリに短期間滞在した。本稿は、その期間における私的な記録の抜粋である。

録音中のジェーン

ミキシングルームで録音を聞く

ジェーンと音楽家たち

私のピアノの先生

ジョー.アズレロ

9月20日

■ハリウッドでのレコーディング

 一昨日よりチータム夫妻のニューアルッバムのレコーディングを手伝うために,ハリウッドのスタジオにつめている。

10月5日

■ジョー・アズレロのレッスン

 セブラの紹介によって,三週間前からジョーのピアノレッスンを受けるようになった。

10月19日

■辻邦生の『モンマルトル日記』

 体調を悪くして,三日間寝込んでしまった。何もしたくないので、先日中国人の書店で買ってきた辻邦生先生の文庫本を読んでいる。

チューバを吹くレッド・カレンダー
ピアノで遊ぶレッド・カレンダー
ジェニーと談笑するC・ピーグラー
クラリネットのジミー・ヌーン
モニター室で録音を聴くジェニー
録音に立ち会った批評家S・ダンス夫妻

 

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